新たに派遣の仕事について、余裕のある生活を送れるはず!と思ったら毎日残業ばかり。
正直派遣をやっていた身としては、あなたのその状態、見過ごせません(キラリ。
そんなわけで派遣は残業拒否疑問ができるのか、契約上の問題など詳しく解説していきます。
「もう残業拒否したい!」
という方は必読です。
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目次
1.派遣の残業の基礎知識
1-1.派遣でも忙しい仕事は存在する
1-2.契約上、残業拒否はできるのか
2.時間外労働がある場合の残業回避方法
2-1.上司に事情を説明する
2-2.事前に残業できない事情を共有しておく
2-3.【推奨しない】嘘をつく
3.どうしても残業拒否したいなら
3-1.最初から残業のない仕事を探す
3-2.途中から仕事を変える選択もアリ
3-3.管理人の残業拒否した体験談
1.派遣の残業基礎知識
1-1.派遣でも忙しい仕事は存在する
派遣のイメージとして
・仕事が楽
・残業がない
っていうイメージありませんか?
ですがこれって一概にそうだとは言えないんです。
派遣でも正社員並みにバリバリ働くことが求められる仕事は存在しています。
1-2.契約上、残業拒否はできるのか
できるかできないか、で言ったら出来ます。
ですが正確には時間外労働(残業)についての取り決めを確認する必要があります。
どういうことかというと、派遣は雇用関係を派遣会社と結んでいます。
なので、まず残業拒否できるか否かは、仕事を決めた際の労働者派遣契約の中の、時間外労働(残業)についての取り決めを確認する必要があるんです(就業先に確認しがちですが、大元をつかむことが大事)。
この取り決めは大きく分けて契約上
・残業なしの場合
・残業ありの場合(例:10~20時間程度と書かれている)
に分けられるので、それぞれのケースで見てみましょう。
◆契約上残業なしの場合
時間外労働の取り決めの中が「残業なし」、となっていれば完全に断れます(ただし残業なしと書ききれるぐらい残業がない会社も珍しいケースだとは思いますよ)。
もうノートラブルだと思います。
気まずいと思わず、やんわりと
「最初の契約からそういったお話なので、大変申し訳ないのですが残業することができません。」
などと言ってしまえばOKです。
というか今後のためにもきちんと残業できないことを伝えましょう。
何度も残業を頼まれる場合は断りにくくなってきますから、派遣会社の人に困っていることを伝えて、就業先に言ってもらえばいいです。
◆契約上残業ありの場合
取り決めの中に
「10~20時間程度の残業(うんぬん)」
などと書かれている場合は、残業があることが前提になっています。
なので基本的には残業拒否はできない、です。
ただし状況次第で残業拒否が可能(だって人間ですから、帰りたい時だってあるでしょ)。
そういった場合は、自分できちんと職場状況を見極めることが大事になります。
それについては、この先で残業回避方法をご紹介します。
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2.時間外労働がある場合の残業回避方法
2-1.上司に事情を説明する
なんらかの事情があり、絶対残業を拒否したい場合は、上司にきちんと事情を説明することが大事。
当たり前のようですが、基本はこの対応です。
この場合はきちんと残業できない事情を説明し、上司に納得してもらってから帰宅しましょう。
2-2.事前に残業できない事情を共有しておく
次におすすめなのが、先に職場の人に残業が出来ないことを共有しておくこと。
計画性が必要ですが、先に伝えておけば周りもフォローしやすいし、罪悪感なしに帰宅することができます。
忙しい上司だと、忘れられて仕事を押し付けられてしまうこともあるので、上司のスケジュール表に自分が残業できないことを書き記しておくと一番いいです。
2-3.【推奨しない】嘘をつく
あまり推奨できませんが、嘘をつくというのもひとつの手ではあります。
この手を何度も使うと、信頼感を失うのでやめたほうがいいです。
でもね、私達は人間です、ロボットではありません(大まじめ。
なので、本当に気乗りしないとき、帰りたいと思ったときは嘘も方便です。
何かしら家庭の事情があって、などといって帰宅するのもひとつの手だと思います。
無理して仕事して後々引きずったら周りも迷惑ですしね。
ただしあまり推奨しないので、自己判断でお願いいたします。
時給のいい派遣探すなら
3.どうしても残業拒否したいなら
3-1.最初から残業のない仕事を探す
もし初めから残業が出来ない・する気がないのであれば、最初から残業がない・ほとんどない派遣の仕事を選ぶのが一番ベストです。
ほんと、最初から残業する気がないなら、ここはとーっても大事!
またもっと念押しするなら、契約上残業がないとされている場合でも、その場その場で残業を頼まれるケースも考えられます。
それを避けるには、仕事が始まる前(契約を結ぶ前)に派遣の担当者へ相談するのが一番です。
遠慮せず言いましょう(ここ遠慮したらダメ。
派遣の担当者はそういったことも仕事のうちのひとつなので、必ず就業先の人にうまいこと言ってもらえます。
3-2.途中から仕事を変える選択もアリ
派遣の仕事を見つけて、それとなくやれているけれど、家庭の事情などで残業が出来なくなった場合、まずは派遣会社の担当者に相談しましょう。
すると担当者は就業先に残業ができないことを伝えてくれるのですが、就業先が渋る可能性もあります。
そこまでいってしまったら、仕事を変えるという手もアリです。
もちろん派遣の仕事を変えるということは、次の仕事を探さなければならないということで、心身の負担になってしまうと思います。
でもいつまでも残業が前提となっている会社にいると自分の負担になり、かなりしんどくなりますよ。
空白期間を開けずに次の仕事を探すことも出来なくはないので、本当に無理だと思ったら仕事を変える選択、考えてみてください。
3-3.管理人の残業拒否した体験談
管理人は残業を何度も拒否したことがあります(笑)
「拒否」と書いてしまうと、かなり一方的なイメージがありますが、残業拒否しやすいように環境づくりをしたといったほうが正しいです。
私の場合、残業はあまりしたくなかったので、あらかじめ上司に
「決められた時間内で仕事をするというのが自分のスタイルです」
ということを伝えていました。
そして就業時間になると、ダラダラせずにさっさと帰るようにし、
「この人はすぐ帰る人なんだな」
というイメージを周りに植えつけました。
そして本当に残業が必要な時、この時はどうしていたかというと残業していました。
本当に人手を必要としているのであれば、さほど残業するのも嫌じゃなかったですし、本当にだめなときは
「今日は残業難しいです」
とハッキリ断っていたからです。
人によってはそんな断れない、と思われるかもしれませんが、やはり当の本人がハッキリと断れないのであれば、それは残業するしかないのでは?と個人的には思います。
なので派遣の仕事で残業を拒否したいと思うのであれば、勇気を持って断って欲しいなと思います。
4.派遣の場合の残業拒否のまとめ
ここまでの内容をまとめると、
- 契約上残業ありの場合残業は断りづらい(のは確か)
- 事前に残業できないことを伝えることは大事
- 本当に無理なときははっきり断る
- 自分で解決できないなら派遣の担当者に相談するのがいい
一番いいのは、残業拒否できるかどうか、状況判断すること。
まだ派遣の感覚が掴めてなくてどうしたらいいかわからない、と言う方は派遣の担当者に相談することをおすすめします。
ちなみに私がこのサイトで紹介している派遣会社はちゃんとしたところなので、親身になってくれます。
「うちの担当者、微妙・・・」
と思ったら検討してみてくださいな。