正社員から派遣の仕事への転職。
ぶっちゃけどうなの?と思われるのですが、私は当時正社員から派遣になろうとしたとき
「もったいないよ!」
「派遣になったらそうそう戻れないよ?!」
なんて言われまくりました。
でも結果的には自分には正社員ではなく、派遣が合っていました。
ただ正社員から派遣への転職に不安があったのは嘘ではありません。
なので今回は正社員から派遣に切り替えた場合、
・どれくらい仕事が楽になるのか
・お金は正社員のときに比べてどれだけマイナスになるのか
・福利厚生や税金について
など、私の経験をベースにまとめていきます。
目次
1.正社員と派遣の忙しさ・やりがいをリアルに比較
1-1定時で帰れない正社員、帰れる派遣
1-2.派遣で定時で絶対帰りたい方へのアドバイス
1-3やりがいがある正社員、削がれる派遣社員
1-4.派遣でもやりがいのある仕事を求めている方へのアドバイス
2.正社員から派遣への転職 ~年収を比較~
2-1.ぼちぼちな正社員、年収がダウンする派遣社員
2-2.実際の派遣の時給 ~管理人のリアルな時給公開~
3.正社員から派遣への転職 ~福利厚生・税金を比較~
3-1.派遣でも社会保険等には入れた
3-2.確定申告は派遣会社がやってくれる
3-3.住民税の支払いを忘れずに
1.正社員と派遣の忙しさ・やりがいをリアルに比較
1-1.定時で帰れない正社員、帰れる派遣社員
正社員から派遣になって最も大きなことのひとつは仕事が楽になったこと。
そして9.5割の確率で、定時で帰れるようになりました。
残りの0.5割はどうなのかというと、やはり繁忙期になると残業することがあります。
ただ派遣の場合、かならず残業になると確認してくれるので、そのあたりは安心。
正社員の時は定時をゆうに超えて夜遅くなっていたのが嘘のようです。
定時で帰れるし、帰宅してからの自分の時間にもゆとりを持つことが出来ているので、体の調子が良くなりました。
1-2.定時で絶対帰りたい方へのアドバイス
◆「残業なし」の仕事を選ぶ
私のように仕事へのやりがいはそこまで求めないから
「きちんと定時で帰りたい」
という方は、求人を探す際に
「残業がありません」
と書かれている求人に応募することが大切です。
派遣の求人の中には「20~30時間の残業があります」とかかれたものがありますが、そういった求人は、応募した時点で残業OKの人なんだと思われるので注意しましょう。
派遣の求人を探すとき、もし一番に残業がないことを希望しているのであれば、応募してから派遣の担当者さんに確認するといいでしょう。
◆事前に残業はNGなことを伝える
正社員から派遣へ仕事へ転職した。
けれど、「残業はほとんどありません」と言っていた就業先に、時たま残業を頼まれることがあります。
その”時たま”でさえも残業をしたくない、もしくは本当に事情があって出来ない場合は、前もって派遣会社に全く残業が出来ないことを伝えることが大切です。
こういうことは言いにくいと思いますし、雇用主は派遣会社なので、まずは派遣会社の担当者さんに事情を話しましょう。
私もそうしていました。
なぜなら派遣会社が荒波立てずに就業先にきちんと伝えてくれて、ほぼ確実に残業をせずに済むからです。
派遣の担当者さんはフル活用されることをおすすめします!
1-3.やりがいがある正社員、削がれる派遣社員
正社員はやっぱり責任をとる仕事につくことになるので、やりがいがあります。
私が正社員のとき勤めていたのはベンチャーだったので、やりたいことやれて楽しかったし、やりがいがありましたが、業務が多すぎて体が追いつきませんでした。
反面、派遣に関してはやりがいの部分は結構削がれます。
ただやる気次第では、派遣であっても責任感のある仕事を任せてもらえる場合もあります。
正社員から派遣へ転職されている方は、もともとそれなりに仕事はまわせる人だと想定できるので、ちゃんと仕事した感が欲しい方は前向きな姿勢を見せるといいです(見る目のない上司でない限りそのうち認めてもらえて色々仕事を任せてもらえます)。
1-4.派遣でもやりがいのある仕事を求めている方へのアドバイス
最初からやりがいのある仕事を、という方は仕事を探す際に
「任せてもらえるポジションのお仕事です」
と書かれた派遣の求人を選ぶことをおすすめします(ただしその場合、業務量が多かったり、定時帰宅は難しいかもしれないことも考えておく必要はありますよ)。
この求人であれば、かなりの確率でバリバリ系の派遣のお仕事が出来るはずです。
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2.正社員から派遣への転職 ~お給料を比較~
2-1.ぼちぼちな正社員、年収がダウンする派遣社員
正社員の場合、祝日で給料が差し引かれることはありませんが、派遣の場合ほとんどの場合は時給制なので、その分減ります。
またボーナスもありません(直接雇用の派遣の場合は少しある場合も)。
そのため人によっては100万以上年収が下がる場合もあります。
私の場合はボーナスは普段の月給に含まれており、更には45時間ほどのみなし残業(残業しても45時間以内であれば残業代が発生しない)だったので、さほど年収に差がなかったのが正直なところ。
なので、辞めて派遣になった時に今までなんだったんだろうと思ったのと、その仕事が好きじゃなきゃやってらんないなって思いました。
2-2.実際の派遣の時給 ~管理人のリアルな時給公開~
ちなみに私のリアルな派遣の時給についてお話しますが、私の時給は1600円から1650円ほどでした。
おそらくこの時給は事務の中でも高めです。就業条件としては、
・都内
・事務(特に専門スキルなし)
を満たしているからだと思います(都内は時給が本当に高い)。
正直最初は派遣の相場というものを知らなかったので、こんなにもらえるとは驚きでした。
もし私と同じように都内で事務のお仕事をお探しであれば、今回公開した時給で年収を換算してみるといいでしょう。
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3.正社員から派遣への転職 ~福利厚生・税金を比較~
3-1.派遣でも社会保険等には入れた
私は1日7.5時間の週5日勤務で尚且つ所定の条件を満たしていたので、社会保険や雇用保険に入ることができ、そのあたりの心配はせずに済みました。
派遣会社ではよく、「福利厚生等揃っていますよ!」というのをうたい文句にしていますが、注意したいのが就業する時間。
時間量が少ないと、社会保険・雇用保険には入れないので注意が必要です。
※もっと派遣の社会保険に関する情報が知りたい方はこちらを参考にしてください。
参考
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派遣の社会保険|加入条件や絶対知っておきたい注意点
派遣でも正社員と同様に、社会保険に加入することができるって知っていましたか? 更にどんな社会保険が揃っているのか、加入条件はあるのか?などなど、派遣を始めるなら知っておきたいことは山ほどあります。 今 ...
3-2.確定申告は派遣会社がやってくれる
正社員から派遣になったことで
「確定申告もやるのか?」
と思われがちですが、確定申告は派遣会社でやってもらえます。
ただし、ちゃんとした派遣会社であればであることが第一条件です。
なので派遣会社選びは大切。
どの派遣会社にしたらいいか分からない人は、とりあえずこのサイトで紹介している派遣会社をおすすめしておきます。
ただし他の派遣会社もかけもちしていたり、他に副業などしている場合は自分で確定申告が必要になります。
3-3.住民税の支払いを忘れずに
正社員から派遣になると、ほとんどの派遣会社は住民税を給料から差し引きません。
正社員の際には給料から差し引かれていたので、自宅に払い込み用紙が届くと、
「あれ?」
と思われる方が多いので要注意です。
私も最初はなぜこんなものが届くのか?と思っていましたが、派遣であれば自分で払い込みが必要になることを覚えておきましょう。
4.まとめ
あくまでも私の場合ですが派遣の仕事を始めてからは生活にゆとりが生まれ、生活の質が向上したので、派遣という選択はよかったと思っています。
おそらく最初選んだ派遣会社がほんとうに良かったのだと思います。
派遣担当者さんは優しかったし、自分の要望はきちんと汲み取ってくれたので、非常に働きやすかったんですよねー。
正社員から派遣の転職は簡単ですが、その後のことが一番大切なので、派遣会社選びは大切です。