よくアルバイトの求人情報を見ると、
「1日単発OK!」
などと書かれた求人情報がありますよね。
なので、派遣でもそういった単発のものがあると思われがち。
でも実は、一定の条件を満たした派遣の仕事でないと、単発で働くと言うことはできないんです(`・ω・´)
これを読めば、どんな派遣の仕事であれば単発で働けるか分かるので、じっくり読み進めてみてください。
目次
1.派遣の短期のお仕事について
1-1.30日以内の就業は原則禁止
1-2.例外アリ!認められている業務
1-3.例外アリ!認められている条件
2.短期のお仕事探しのポイント
2-1.求人検索で短期を探そう
2-2.長期のお仕事を30日以内で辞めるのはNG
1.派遣の短期のお仕事について
1-1.30日以内の就業は原則禁止
派遣では、雇用期間が30日以内の短期就業は原則禁止とされています(〃・ω・)
ただし中には、派遣という雇われ方でも、1日~1週刊程度の仕事もあるんです。
このあと詳しく紹介しますヽ(`∀´)ゝ
1-2.例外アリ!認められている業務
30日以内の就業が認められている業務は、以下のような仕事が認められています( ´ー`)⊃
- ソフトウェア開発
- 機械設計
- 事務機器操作
- 通訳・翻訳・速記
- 秘書
- ファイリング
- 市場調査
- 財務
- 貿易(取引文章作成)
- デモンストレーション
- 添乗
- 受付・案内
- 研究開発
- 事業企画案立案
- 制作・編集
- 広告デザイン
- OAインストラクション
- セールスエンジニアの営業・金融商品の営業
上記業務は、専門知識や経験を有するため、法律として認められています。
個人的には
「ファイリング」
は専門知識や経験を有するのか?とも思いますが・・・₍₍ ◝(^O^)◟ ⁾⁾
なので、派遣で短期のお仕事になると上記のようなお仕事になります。
1-3.例外アリ!認められている条件
短期のお仕事になると、軽作業やピッキングなどのお仕事がよくある短期のお仕事ですよね。
そういったお仕事は自由化業務(試験監督・催事ヘルプ・販売・書類整理・軽作業)と言われています。
実際自由化業務の短期就業は原則禁止ですが、以下のどれかに該当する場合は、制限なく就業が認められています(`・ω・´)
- 60歳以上
- 昼間学生として学校に通っている。(雇用保険法の適用を受けない学生が対象)
- 年間の収入額が500万円以上あり、副業として働こうとしている
- 世帯の年間収入額が500万円以上あり、働く本人が主たる設計者ではない。
※主たる設計者ではない:派遣で働こうとしている本人の収入が世帯収入の50%未満
4の条件は分かりにくいので例を上げます。
4の実例)
奥さんと旦那さんの2人家族がおり、世帯収入が500万円だとします。
内訳としては奥さんが50万円の収入、旦那さんが450万円の収入だとすると、奥さんが派遣で30日以内の就業をすることは認められる、ということです。
逆に450万円の収入がある旦那さんが30日以内の派遣の仕事をすることは認められません。
2.短期のお仕事探しのポイント
2-1.求人検索で短期を探そう
短期の派遣情報を探すのであれば、一般的な派遣会社に登録するよりも、アルバイト求人サイトを見たほうが見つかりやすいです。
単発の仕事検索ができるので、そこから探してみましょう。
anはアルバイトの求人サイトですが、単発で検索すると派遣スタッフとして働くことができる案件がたくさんあります。
このサイトで紹介している派遣会社よりも、短期の仕事は見つかりやすいので、ぜひ探してみてください。
2-2.長期のお仕事を30日以内で辞めるのはNG
ちなみに、最初から短期のつもりで、長期のお仕事を30日以内で辞める事も実質可能です。
ただし、契約違反となります。
なぜならば派遣では条件を満たさない限り、30日以内の就業は認められていないからです。
そのため、30日以内で辞めるのは派遣契約期間での途中解約になります。
最初から短期でしか働く気がないなら、絶対長期のお仕事を短期で辞めるなんてことはやめましょう。
選考を受けるのも大変ですし、派遣会社にもとっても迷惑がかかって、今後仕事を紹介してもらえなくなっちゃいますよ ゚(゚ノ´Д`゚)ノ゚。
3.まとめ
30日以内のお仕事には業務や条件に制限はありますが、実は求人自体は結構あります。
つなぎで働くならアルバイトしかない、と思っていた方もぜひ派遣での短期のお仕事を視野に入れてみてください。